日々の暮らしのこと-mico

いろんなことを感じます。そのまま文字にします。

一昨日のこと。

本当は昨日あげたかった内容です↓

 

休みの日はブログを書かないという謎ルール。

私にとっては、無理なく続けられる自分の好きなことの一つだから、読んでくださる方のことが気にならないと言ったら嘘になるけど、そのみなさんだって、私のブログを今か今かと待っているわけでもないだろうし、気晴らし程度に一緒に楽しめたらいいのかなと思っています。

 

私の場合、人と触れ合わないとアウトプットすることがないというのも、最近わかってきたので、休みの日に一人で何もしないとなると、本気で何も書くことがないのです。

 

そんな中でも、一昨日の日曜日はほんまに色々考えた。し、感じた。

だから書けるぞと思い、パソコンを開きました。(なぜ日曜のうちに書かなかったのかは、読んでいただければわかると思います)

 

母から、日曜日に祖父の卒寿のお祝いするよと連絡が入ったのが、先週金曜日の午後3時すぎ。

内心、すでに土日の大まかな過ごし方を決めていただけに、内心バチギレ。

うちの両親はそういう連絡がいつも遅いのよ。当日のこともあるし、本当にいつもギリギリ。私たちの存在をなんだと思っているんだろう。

でもここは卒寿を迎える祖父のお祝いと、体調があまりよくない祖母に一回でも多く会いに行くために、折れた。キレても臓物が煮えくり変えるだけで、後味がよくないので、その感情にはきっちりと蓋をして、直前にして予定を変更しましたよ。

 

前日の土曜日は、今があまり体調もよくないことも考慮して、一日寝て過ごそうと腹を決める。(ちなみに、腹を決めて一日休むと決めないと、休みの日をゆっくり過ごせない自分です)

 

迎えた日曜日。

休みの日なのに、6時前に目が覚める。なんでや〜。

せっかく目が覚めたしと思って、そのまま起床。元々、早起きが大好きな性分でして。でも、若干この時点で、動悸がしているし、緊張が半端ない。

出かける日は、早めに身支度をすることが多く、この日も平日より時間をかけてメイクしてみた。髪型に迷ったけど、結局いつものまとめ髪。だいぶ伸びたなあ。

 

時間を持て余したので横になっている時も、動悸がしていて、私は今日のこの予定たちに緊張しているんだなとしっかり自覚する。でもあまり気にしないようにしないと、もう外出もできないような気がしたので、無意識に気のせいと思い込む。

 

時間を持て余したのに、少し遅刻してしまい、すでに伯母(母の妹)が料理を始めていて、手を洗ってから手伝う。

昔は、料理の準備ができるまで、従兄弟同士で遊んだり話したりしていたけど、もう私もいい大人。流石に一緒になって準備しないとと自然と思えて、常識があって良かったと思う。

「何手伝ったらいい〜?」と聞くと、伯母がかわいい声で「できてる料理を2つの大皿に分けて盛り付けて〜」と言う。伯母の声は可愛い。60過ぎた人の声に思えない。いなぁと思う。

 

そろそろ始めるという頃に、母が伯父とその奥さん(血のつながらない伯母にあたるけど、かぶるのでこの言い方)を呼びに母屋へ。私の中で少し緊張が走る。祖父と伯父の奥さんはすこぶる仲が悪い。往々にして最初の原因は祖父にあると思うのだが、お互いに頑固なため、今は冷戦状態で、顔を合わせることすらしない。

 

そんな状態ながら、伯父に引きずられるようにして、いやいややってきた奥さんは、部屋の隅で、文字通り、借りてきた猫のような格好で息を殺して座っていた。

私は何故かその隣に座ることになり、勇気を出して話しかけたりした。

 

きっとさ、顔も見たくないような冷戦状態の人と同じ空間にいるって、(しかもそれをその場の全員が知ってる)死ぬほど嫌だよ。

私だったら仏頂面して、出された食事だって喉を通らないし、手伝いだってしない。その場にいる全員が敵に見えちゃったりして、誰とも口をきこうとしないだろうなって思った。

 

なのに伯父さんの奥さんは、物が足りないと言えば母屋から取ってきますよと走ってくれたり、最初こそ手をつけようとしなかったけど、出されていたお寿司も完食してくれたし。私に彼氏いるのかを探ってくれたりした(その会話の途中、コロナ禍なのに調子こいた私が口の中のものを一部飛ばしてしまった恥ずかしさで、その後の会話が止まる)。

えらい!!えらいよ、おばちゃん!!(めっっちゃ上からやん)

そのぐらいにはいい人だし、曲がりなりにも私の伯母にあたる人だ。

これからも自分にできる範囲では、良く接して行きたいと思った。

 

そして、伯父さんの方はというと、数ヶ月前に「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)が発症し、難病と闘病中の身だ。しかし現在のところはまだ手指の動きが鈍くなっている程度で、普段の生活はまだ自分でできるよう。

元々、漁師をしていて、性格は私が知る限り、お調子者で明るい性格。人をおちょくっては面白がるタイプの陽キャで、見ればいつも笑っていたような気がする。

そんな伯父が、難病を発症してしまうなんて、本人も思わなかったし、私も思わなかった。

自分がこの先、手も足も顔も口も表情も動かせなくなってしまうことが分かっている未来なんて、辛すぎる。

それがまさか自分の伯父に襲いかかるなんて、思っても見なかった。

自分の母も母の妹である伯母も、祖父も祖母も、まだ皆元気である。大事な弟であり息子である人に、そんな病魔が襲っているなんて、考えただけでもしんどい。

 

私も、どう接すればいいのかと思ったが、相対してみてはどうすることもできずに、気づけば見ないふりをして天真爛漫なふりをして接していた。

それがあの明るい伯父にとってはいいのだと自分に言い聞かせた。

 

そんな状態だから、いろんな感情が絡みあいすぎていて、この日はどっっっっっっっと、疲れてしまった。。

 

自分のペースを保って自分を守ること。

伯母(伯父の奥さん)の気持ちを慮ること。

難病の伯父に余計な気を遣わないことに気を遣うこと。(伯父は悪くない!)

弱ってしまった祖母とたくさんコミュニケーションを取ること。

まだまだ元気な90歳の祖父とたくさん話すこと。

準備や後片付けをしっかり手伝うこと。

 

とまぁ、自分で自覚しているだけでも、上記のような状態で気を張っていたんだと思った。

そりゃ疲れるわ。

 

そのあとは友達に会いに、そこから1時間半ほど車をぶっ飛ばし(軽く、住んでる県を横断した)、到着。

お互いに心が病み気味で疲れているので、そのことで2時間ほど語り合う。

 

話している途中に一瞬目眩がしたので、自分の精神状態が結構ギリギリだと感じ、そのぐらいから徐々に話を終わりに持っていこうとする。

楽しいから、もっと元気な時にくればよかったと後悔。

 

トイレに行きたいのを我慢して、とにかく自宅へ帰宅した。

ヘトヘト。

動悸がすごいので、お風呂へはいけず、ベッドでそのまま横になっていた。

寝てしまい、起きたら1時だった。

やっとのことでお風呂に入り、無駄に多い髪の毛を乾かして、倒れ込むようにベッドに潜った。

 

やはり、私は気を回しすぎなのかな?

なんせずっとその状態で生きてきたので、気付いたのはごく最近で。

長所にもなるんだろうけれども、まだ自分の中でそれを好ましく歓迎できていないことは否めず、手を焼いています。全く操縦できてない。

 

とにかく疲れた。

いい疲労感ではなく、疲れた。

絶賛PMS中なことも影響している。