日々の暮らしのこと-mico

いろんなことを感じます。そのまま文字にします。

思い切った先にひらけた風景に癒されて。

我が家の本棚がスッキリした。

と言っても、本自体の整理をしたわけではない。

3段ボックスに入っている本の背表紙を隠す目的で、布を被せてみたのです。

 

実はずっとやりたかったことができて満足。

そして、視覚から入ってくる刺激に私はこれまで、こんなにもストレスを感じていたのかと、かなり驚きました。

 

文庫本の背表紙は乱雑に並べていると、結構激しめのカラフルな集合体と化す。

その集合体が、自分の部屋の統一感を崩していることは前からわかっていたけど、まさか自分自身にもここまで影響していたとは。

 

布は、フラっと入ったよくある手芸屋さんで選んだ。

でも意外と内心は緊張していた。

これこそ失敗できない選択だ。部屋の雰囲気をよく思い出しながら吟味した。

気に入ったものがなかったら買うのをやめて帰ろうと思っていたけど、思いがけず、かなりドンピシャな好みで、部屋の雰囲気にも馴染みそうなものが見つかった。

布を買うなんて、実は人生で初めてだったけど、思い切ってレジへ持っていった。

 

家に帰って早速当ててみると、驚くほど空間に馴染んでくれた。

安心して、今度は綺麗に見えるように3段ボックスの本たちを覆ってみる。

うん、良すぎる。

買う前に思っていた、毎日見る風景になるし、目に馴染むけど、見ると心安らぐものがいいなというイメージにぴったりだった。

 

この計画を心配してくれていた友人に、後日部屋の写真を見せると、珍しく「いい感じ!」と褒めてくれた。

それを聞いた私は、自分で納得した時よりもさらに、満足げにうなずいて見せた。

 

今日も、いつも座る場所から見えるその景色に心を癒されながら過ごしています。