占いが最下位だった。
昨日星座占いで、最下位だった。
占いは気にしない。
耳に入ってきても、さして気に留めない。
最下位でも気にしないことにしている。
そんな昨日は、車で片道100キロの長距離外出。
友達の結婚式。
高速道路は使わず、下道で向かっていた。
かなり時間に余裕は持って出たけど、さすがはGW。
以前同じ道を運転した時に比べて、進みが遅いのなんのって。
ちょいイライラ。
それでもまだ30分ほどの余裕があったので安心し、新緑の晴れの日のドライブを楽しみながら進んでいた。
すると突然、念の為に設定しておいたナビから、
「3キロ先、事故のため通行止め」
と聞こえてきた。
『・・・・・・・は?』
耳を疑いながらも前を見ると、
た、た、たしかにーーー!!
どこまでも続く、山道の大渋滞。
嘘でしょ。こんな山道で渋滞にはまるなんて。
だけど、はるか遠くの方で曲がりくねった道の先は見えず、身動きも取れない。
さっき3キロ先って言ってたけど、本当かどうか分からない。
いろんなことを考えながら焦っていると、何台か前の車が、Uターンをし出したじゃないですか!
それも1台じゃなく、何台も。
おーーっつ!!そうですよね、そうですよね!
そういう判断もこの段階では賢明ですよね!!
でもこんな山道で、ナビ頼りの私にはそんな器用なことできません。。
時間のリミットを決めて、それ以降渋滞を抜ける気配がないなら、もう仕方ない、抜け道を探すことにして、時を待った。
するとその矢先、リミットの時間になろうとした時、ついに前方にパトカーの赤いランプを発見!!あった!あそこが事故現場だぁ!ということで、やっと渋滞を抜け出すことに成功。リミットの時間ギリギリでした。
しかし、そのせいで予定時刻をすぎて到着。
全然遅刻ではないものの、完璧主義の私は少しバツが悪い感じ。
もう一つ、不運なことに、朝から何も食べておらず、胃が空っぽだった。
そこに結婚式での緊張が重なって、胃が痙攣し始めた。
かなり痛かった。
はじめは何が起こったのかというほど痛かった。
帰りの運転がツラすぎて、途中コンビニで一休みしようにも、横になると余計に痛いような気がして、諦めて残り100キロ弱ある道のりを急ぐことに。
持ってきていた母お手製のサーターアンダギーをお腹に入れると、痙攣が治まって、一安心。
しかし、更に、運転中。今度は心に支障が。
どうやら結婚式自体にダメージを受けた模様。
一緒に頑張ってきた友達の花嫁姿、そこに来ていた共通の友達たちの妊婦姿、仲良くどちらかの友人として参加している若い夫婦の姿などなど。
見ているのもしんどかった。
そして、突き詰めると、『一人はもう嫌だ』という感情が出現した。
声に出して見ると(声に出したんかい)、妙に納得してしまった。
あ、私はとっても寂しいんだぁ。
一人で行動するのが嫌なんだ。
誰かと感情とか共有したいんだ。
何人かの、いついなくなるか分からない友達じゃなくて、たった一人の人生のパートナーが欲しいんだ。
どんどん明確になっていった。
しかし、その感情が明確になっていくと同時に、悲しさと寂しさがこれまでにないほど大爆発してしまって、大号泣。
帰りはしんどいドライブになってしまった。
なんだか踏んだり蹴ったりだなぁ。
とそう思った時、ふと今朝の占いが『最下位』だったことを思い出した。
くそ、当たってるじゃないか。
でもこれは占いが当たったんじゃない。(どっちだよ)
現実に起こったことは占いが当たったと認める。
けど、私の心まで『最下位』の烙印を押されちゃいないぜ。
意味があって、しんどい思いをしているんだ、とちゃんと捉え直せた。
私にはこの感情から学ばないといけないことがあって、それをきちんと乗り越える必要があるから、こんな思いをしているんだ。
じゃなかったら、私の人生はずっとこんな感情に支配されたままやん。
・・んなわけない。
数百万倍の倍率を突破して人間に生まれてきた意味が、負の感情を抱きつづけることな訳がない。
というわけで、占いごときに翻弄されてたまるかと、また一つ強くなったなと感じた休日でした。