きゅっと胸が苦しくなる。
給食。
好きだったなぁ。
食べることが大好きだったわたしにとって、学校という、無機質でストレスフルで早く帰りたいと思うそんな場所での給食の時間は、とても大切なものだったと思う。
カレー
シチュー
あまぁ〜い砂糖のまぶされた揚げパン
パイナップルの入った酢豚
冷凍りんご(みかんじゃないんかい!とお思いの方もいるはずw)
コッペパンに付いてた、いちごジャム・チョコクリーム・ピーナッツクリーム
コッペパンって均等な大きさじゃないから、お盆に乗せられたのが小さすぎたり大きすぎたりしたらテンション下がったなぁ。
・・・・・・・・・あれ?
こうして思い出そうとすると、案外そんなに思い出せない笑。
しかもなんか、デザート的な甘いもの系多くない?笑
酢豚は酢豚でも入ってるパイナップルが嬉しかったと見える。
家で、いかに甘いものに飢えていたかが分かりますね笑。
割と好き嫌いもあったので、メニューによってテンションが違ったのも事実。
アサリの入った和え物とか、椎茸たっぷりの吸い物とか。今も嫌い。
中でも好きだったのは、デザートものの冷凍りんごです。
半分の大きさの小ぶりのリンゴが個包装で冷凍されてるやつ。
もちろん真ん中の種の部分はくり抜かれて。
半解凍の状態で出てくるから、食べる頃には歯も通って、シャリって冷たくて美味しいんですよ〜。
でも、ほぼ解凍された状態とはいえ、小学生には結構な冷たさで、しかもリンゴ半分だから食べるの大変な時もあったかな笑。
それでも、満足感がすごくて、甘くて美味しかったから、大好きだった。
給食といえば、思い出をもう一つ。
クラスに少し体の大きな女の子がいました。
わたしたち小学生は、時間内に給食を食べ終わらないといけないので、苦戦することもありましたが、その子だけはいつも余裕で食べ終わることができていた。
だから誰からともなく(もしかしたら自分だったかもしれないけど)、その子の食べ方をみんなで真似するようになった。
同じ班になった時は、必ずその儀式?が始まります。
「ねぇねぇ、◯◯ちゃん、何から食べるの?」
「じゃぁ、まずはこれを食べてください」
みたいに、その子も当時は満更ではないように見えたけど。
特に何も言わなくても、その子の食べる順番や量を真似して口に運んでいたっけ。
わたしは純粋に助かってた。おかげで食べる時間もみんなで共同作業みたいにできて楽しかったし、綺麗に食べ終えれていたし。
でも、今となってはその子がどう思っていたか。少し申し訳ないことしていたなぁと思い出すことがある。
当時のわたしは、相手がどう思うかとか考えて行動することができない小学生で、そんな行動も実は彼女を傷つけていたかもしれないな。
少し切ない反省と共に、久しぶりに給食のことを思い出してみました。
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