日々の暮らしのこと-mico

いろんなことを感じます。そのまま文字にします。

誰にも言わない私の。

 

今週のお題「日記、どうやって書いてる?」

 

今年も残すところ半月!ぼぉっとしていたら、12月が中旬だった。年齢重ねると、時間の経過が早いっていうけど、私だけ特に時の流れが早いのではと本気で思う。ちなみに多くの人がそう感じるのは、大人になるにつれて、『感動や驚き』が少なくなるからだそう。これはなるほどと思った。日常を振り返っても、「えぇっ!!すごぉーい!!」とか、「へぇぇぇ〜!そうなんだぁ( ゚д゚)」みたいな反応を示した記憶があまりない。子供の時は、生きてるだけで、毎日が発見と感動の連続だったんだもんねぇ。そりゃ楽しいし、毎日が充実してるわな。改めて大人って、悲しい生き物だよな。(生き物としては一緒) 

話を元に戻して、なぜ『あっという間だった〜』と嘆いているかというと、スケジュール帳に原因がある。私の手帳はダイアリー機能がついたものになっていて、その日1日のことが6行ほどのスペースに書けるようになっている。スケジュール帳として毎日持ち歩いているので、空いた時間に昨日のことを思い出して書ける。つまり、あまり物事を続ける習慣のない私でも、忘れずに継続することができるのだ〜。スペースが小さいのに、文章をまとめる能力が低くて書きたいこともたくさんある私。それはもう豆粒以下の小さな文字で書き連ねています。でもそんな文字たちが集合しているダイアリースペースは嫌いじゃなくて、後から見直すとすごく充実感で満たされる。「続いてる♪続いてる♪」「続けられてる私偉い♪」と、自己肯定感が上がるから嬉しい。そしていやでも今の手帳に書かれている1年前の記録を目にしてしまうのだ。

でも今年は、昨年その日記をつけ始めた時の記憶が妙に新しいから本当に嫌になる。あの時、こんな気持ちで書いていたなとか、そんなことまで記憶がある。この1年、何か自分に変化があったかと言われると、ない。時だけがこうも早く進むことに、焦りや悔しさや悲しさや諦めを感じてしまう。 

でも変わっていないのは客観的に見た時の私の状況だ、と気づく。こんな自分でも、内面では人生でこれほどもがいた事はないというほどもがいたし、こんなに自分を見つめた事ないというほど見つめた1年だった。そして、誰にも分からない歩幅で、何歩かは前に進んだというものもある。絶対に誰にもわからないだろうけど。そういう誰にも分かり得ない私の微々たる変化が、この日記帳には記されている。自分にしかわからない苦しみと痛みとを伴った、小さくて小さくて忘れられてしまいそうなそんな変化だ。 自分にこれといった取り柄ややりたいことがない私にとって、日記をつけることは唯一、自分の発露でやり始めた好きなこと。来年のスケジュール帳も同じようにダイアリーのついたものを手に取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

#今週のお題 #HSP #日記