日々の暮らしのこと-mico

いろんなことを感じます。そのまま文字にします。

嫌いなものと付き合う。

 

雨の日は、皆さまいかがお過ごしですか?

 

わたしは雨が嫌いです。

湿気のせいで、髪はうねるしまとまらないし、湿気を含んだ寝具は気持ち悪いし、洗濯物はカラッと良い匂いに仕上がらないし、そこらじゅうベタベタするし、濡れると寒いし、水溜りに突っ込んで靴の中に水が染みるし、外は何やら生臭い匂いはするし、気持ちはしとしとじとじとどんよりするし。

 

書いてて、ここまで雨嫌いの理由を並べられるとは思わなかった笑。

 

だけど、『恵みの雨』とはよく言ったもので、雨は生きていく上で、必要なものなんだろうなと思い始めたのは最近のこと。

 

雨が降らないと農家さんたちは悲鳴をあげる。それに連動してわたしたちの食卓も貧しくなる。美味しい新鮮なお野菜が思いっきり食べられなくなるのは、とても悲しい。

 

あらゆる植物が育たないと、その植物を食べて大きくなる動物たちが、満足に成長しなくなる。お肉を食べられなくなってしまうかもしれない。

川のお魚も食べられなくなってしまったり。

 

木が育たなかったら、わたしの大好きな木の素材の雑貨や家具も手に入らなくなってしまう。

 

人間の生活面でもトイレやお風呂、1日生きるだけでもたくさんの水を使うけど、清潔な水での生活ができなくなってしまうかもしれない。

 

と、現実的に考えればもっと多すぎるほどの支障が生じてくることが分かる。

自然現象を忌み嫌っても止まってくれない。ので、あまり意味を成さない。

「嫌だなぁ」と思って1日の始まりをどんよりスタートすることに、もはやなんのメリットもない。

 

となれば、アンミカさん的な発想で、朝起きて雨だったら、『恵みの雨だ!!ありがとう〜〜〜!!!』と、大きな笑顔で感謝する方が、よっぽど気持ちがいいなと思った。

 

 

だからと言って、雨が好きになるとは限らないけど、その日を憂鬱な気分で棒に振ってしまうより、幾分マシだと思う。

 

雨の日の朝は、少しずつ意識して、カーテンを開けてみようと思った。