感動した出来事。
先日、ぼーっとテレビを観ていた時のこと。
バラエティ番組で、ある芸人さんのトークに、ひどく共感した。
確かトークテーマがあったはずだけど、忘れてしまったよ。
内容はよく覚えている。
ひどく共感したから!!
電車での話。
自分が乗り込んだとき、電車のシートにはもうたくさんの人が座っていたが、かろうじて一つ空いていた席に座って、到着駅まで乗っていた時のこと。
右側がドアに近く、私の左隣にはおじさんらしき男性が座っている模様。
すると、ある駅に到着した時、思いがけずほとんどの人が降りる気配。
思った通り、今まで密集していた場所が、スーッと人の気配が引いていく。
今まで自分の右隣に座っていた人も全員降りて行き、乗車してきた人たちはそこには座らなかった。
要は電車内が空いてしまったのだ。
しかも右隣は1〜2席向こうがシートの端。そう、みんなが座りたがる、あの端だ。笑
問題はここからである。
私は(ここからよりリアルにするため、一人称を私にしてみる)、いつもなら迷うことなく、その端に座り直して、右肩にプラスチックが当たる感覚に安心を覚えるだろう。
でもそのときは違った。
なぜなら左隣には未だ、おじさんが座っていたからだ。
この時、私は一気におじさんと自分のパーソナルスペースを共有した気持ちになった。
自分がおじさんを意識してしまっているように、おじさんからも自分の存在が際立って見えているのではないかと思えてしまったのだ。
そして私は考える。
(え、この微妙なタイミングで端に移動したら、このおじさん、傷つくかな?)
そう。見ず知らずのおじさんの心証を勝手に検証し始めるのです。
(私だったら、空席の目立つ空いた車内だとしても、自分の横からわざわざ移動されてしまうと、結構傷つくなぁ。)
(でも、こんなに空いてるのに、逆になぜ私はこのおじさんとくっついて座っているのだろうか。。違和感あるよね。恥ずかしいなぁ。)
(あ〜!!でももうタイミングを逃してしまって、移動するにできない〜!!)
そして、結局空いた車内で、知らないおじさんと仲良く隣同士で座るという、不思議な構図が出来上がるのだ。
しかも、この後も私の葛藤は続く。
(いやでもこれ、最初からこの席に座っていたわけだし、移動するのがめんどくさかったというね!!そう、それだけなのよ!!)
誰にするわけでもない言い訳である笑。
と、最後の葛藤は言ってなかったけど、そのテレビに出ていた芸人さんも全く同じ葛藤をしていたのだよ!!
いや、この感情をこうも同じくする人がいたとは!!
世の中にこんなにも同じ感情を持ち合わせていた人がいたとは!!
感動してしまった!笑
HSPならではこういう日常あるある、他にもあるかなあ。
探してみよう〜。