映画。
先日、映画「海街diary」を観た。
かなり前に話題になっていた映画だったよね?
キャストや監督の世界観も好きだと思ったので、観たいとずっと思っていて、時を逃していた。
いや、避けていたような気もする。
アマプラの見放題の作品の一つだったので、観ようと思えばいつでも観れた。
だけど、私の中で、勝手な想像が広がってしまって。
なぜか大きな賞を受賞した名作には、性的な描写を描くシーンがある。
そこまでダイレクトではなかったとしてもだ。
そしてそれは、自分の中でその作品の印象をどうしても悪くしてしまった。
こんなことを言うと、映画をまるでわかっていないと思われても仕方がないし、それは覚悟の上ですが、そう思えてしまうものは仕方がない。格好はつけない。
この作品も、そんな場面に遭遇したら、『観るんじゃなかった』とおもいかねないと思っていたので、ずっと避けていた。
ところがどっこい。
まじで良い映画じゃねぇか!
4姉妹もれなく全員、魅力的で可愛い。
鎌倉の海街という設定も、田舎すぎず都会すぎずで最高。
物語を通して上がり下がりの高低差もほとんどなくて、まぁ観る人によっちゃあ退屈なぐらい、ふっつーの日常を描いているって感じなんだけど。
それがいい!
そして、この映画の中で、素敵な言葉に出会った。
広瀬すず演じるすずに食堂のおばさんが語った、
『あなたのご両親は幸せね。だって、あなたみたいな宝物をこの世に残せたんだもの』
という一言。
号泣。
この言葉をしっかりと信じて生きていきたいと思った、そんな感想をもった映画でした。