HSP大爆発した日のこと。
先日、水曜日にやっている企画番組を目にする機会があった。
少し疲れていた私は、その番組を見ながら大号泣してしまった。
どちらかというとおもしろ企画をやる番組のイメージがあったが、その日はある漫才コンビの不仲を取り持って、仲直りしてもらおうというものだった。しかも今回で3回目だというから、殊更に興味が沸いた。
しかし、見初めて少し経ってから、ほんのちょっと後悔した。それは想像以上に二人の仲の悪さがガチンコだったからだ。
大の大人の男性(もうおじいちゃんみたいな方達)で、いい年したおっちゃん二人が、人の目も気にすることなくお互いに意地の張り合いをして、怒鳴り合いをしている映像なのよ。
45分間ほどの番組を見終わるまで、いろんな感情で号泣してしまいました。
いや待て、自分相当な情緒不安定や。
泣いちゃった理由は、おじいちゃんとして見た時のその人の切なさややりきれなさや悲しさ・悔しさなど、さまざまな心を汲み取りすぎたから。
番組企画だから仕方ないけど、片方の娘の結婚式の場で仲直りさせようとしていたので、その場で修羅場が勃発したのですよ。いくら何でもその設定は・・ねぇ。
そうなると、お父さんとしてのプライドとかあったもんじゃないよね。相方にボロクソ言われても「むっ」とした顔しかしないその人を見ていると、「なぁんでこんな場でそんなボロクソ言われんといけんの〜泣」って、感情移入しすぎて、もうそこで死ぬほど泣いた。もちろん、どちらかが悪いというわけでもないし、当人同士にしかわからないわだかまりがあってのことだから、どちらかが被害者ということではないんだけれども。
そのあと、何悶着もありながら、最後に奇跡的な展開で二人は見事仲直りをして、漫才を続けるという決断をするのです。
ここまで本当に何回堪忍袋の緒が切れちゃうのよ〜泣!と、ハラハラ展開が多かっただけに、最後の急展開でさらに涙腺が・・・!
自分でも何でこんなに泣いちゃうんだろうと、泣きながらも冷静に考えてる部分があって。
これはね、私自身のHSPの部分が大きく影響していることは間違い無いのですよ。怒っている人がいたら、自分が怒られたように萎縮するし、喧嘩している場面をみると、関係ないのに割って入って平穏な空気にしたいとか思うし。
あと、おじいちゃんやおばあちゃん世代の人への共感がすごい。私にはどうしても社会的弱者に見えてしまっているからなのだろうけど、そんな人たちがもし責められていたり、怒られていたりすると、とにかく自分のことのように胸が締め付けられて、死にそうになる(マジで)。
というわけで、今回も感情移入の嵐で大泣きしてしまった私なのでした。
それにしても、あの番組はここ数年テレビ見てる中でも、本気だったなぁと感じる。半端じゃなく心に残ったし、いろんな感情を呼び起こされて、かなり衝撃的でした。
終わったあと、Twitterでも相当に話題になってて、同じように感じる人がたくさんいるんだなぁと少し安心したりもするのでした。